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9月.2016

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浜松の卸商団地は、若い人の活躍の場として密かな動きを見せている。4店舗でシェアする貸しビルのエントランスの左手、鮮やかな緑とあたたかいウッド調の店内が心地よい自転車屋「Green Cog」。オーナーの山本さんは運動不足に危機感を感じた仲間と共に、自転車でサイクリングを始めたことをきっかけにどんどん自転車の魅力に惹かれていく。自分の色を出せる自転車を扱う仕事をしたい!とサイクルショップで働くなかで、友人から「このビルを面白いことに使ってくれないか?」と依頼を受け、「Green Cog」をOPENさせた。
 
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お店で扱う自転車は、街乗り自転車と呼ばれるような気軽に乗れるタイプのものが多い。そこには彼がポートランドで感じた、『生活に溶け込む自転車文化』を日本でも普及させたいという願いが込められていた。「高価なカーボン製の在庫はおきません。ここにあるのは鉄製のフレームだけ。速さや性能ではなく、丈夫で体に優しいものを選んでもらいたいんです。」毎日乗ることで、日々変わる風の心地よさを体で感じ、車の移動では気付かなかった発見を自転車は教えてくれる。そのためには、愛着をもてること、丈夫であることが大事だと彼は話してくれた。
 
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だからこそ、お客さんが来たらどんな使い方をしたいかじっくりとヒアリングをする。時には一か月かけて自転車を引き渡すことも。「前カゴが必要ならカゴをつけます。ロードバイクなんだからカゴはつけない、なんて話はオススメを押し付けてしまうだけ。あくまで型に嵌らないようにしています。」そうして彼の手を離れた自転車は、オーナーに綺麗に手入れされ、いつまでも乗られているんだとか。
 

Green Cog
浜松市南区卸本町28 SGビル1F
☎053-441-4250
13:00~21:00
木曜定休

http://www.green-cog.com/