BARATEE

動物たちのメディア 〜その2〜

前回の記事では、
「言葉をもたない動物たちの世界にも、
私たちとは異なる“メディア”のかたちがあるのだ。」
と締めくくった。

けれど、
ほんとうに動物たちは「言葉をもたない」のだろうか。

BARATEE 12号はメディア特集。
ということで、今回も動物にとってのメディアって一体なんだろう?と考えてみる。

*  *  *

言葉それ自体が、
今こうして私の考えを伝えるための“メディア”だとしたら、
私たち人間が判別できていないだけで、
彼らには彼らの言葉があるのかもしれない。

例えば、
鳥なんかはどうだろう。

2016年3月、
単語から文をつくる鳥類の発見
という論文が、総合研究大学院大学の研究チームからリリースされ、話題になった。
(新聞やネットニュースにも流れていたので、見覚えがある方もいらっしゃるのでは。)

身近な野鳥シジュウカラにも、意外な生態が。

曰く、シジュウカラの鳴き方には「文法」があるのだそう。
サンプリングした鳴き声の1フレーズを1語として、
正しい「語順」の鳴き方と、あえて「語順」を逆にした鳴き方を流すと、
それを聞いたシジュウカラの反応が異なる、というのだ。

それから、
「カラスには方言がある(同種でも関東と関西でイントネーションが異なる)」
という話を聞いたことがある。

これもどこかの大学で研究されていたことで、
教授か准教授がテレビでお話されていたのだけど、
あいにく、その番組名も、大学名も、研究名も失念してしまった。
(もしこのソースにお心当たりのある方がいらっしゃれば、お教えいただけると嬉しいです)

いやぁ、実に面白い。(←古い…)
動物たちのメディア、他にもまだまだありそうな気がするなぁ。

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