こんにゃくダイエットは痩せる可能性が高いとして紹介されていますが、一方で危険性がある方法だとして注意したほうが良いとも言われています。
痩せやすい方法だとしても危険性があるのなら避けたほうが良いと思ってしまいますし、本当に危険なのかどうかも疑問になるところです。
では、本当にこんにゃくダイエットは危険なのか、そしてどうすると安全にダイエットできるのかをご紹介します。
こんにゃくダイエットは本当に危険?
カロリーが低くて噛みごたえがあって満腹考えられやすいとしてダイエットに適している食べ物です。
しかしこんにゃくは食べ方を間違えてしまうと危険性が出てしまい、最悪手術をしなければいけなくなることもあるので十分注意しなければいけません。
こんにゃくはグルコマンナンという食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は便秘解消をしてくれたり、胃の中で膨らんでくれて満腹考えられるなどダイエットに良い働きをしてくれるのですが、グルコマンナンはちょっと違います。
グルコマンナンは消化が非常に難しい食物繊維で、ほとんど消化されないまま腸まで運ばれてしまいます。
一般的な量でよく噛んで食べる場合は特に問題ないのですが、こんにゃくをあまり噛まずに多く食べるようにすると、腸内で塊が詰まってしまうことがあります。
詰まると腸閉塞を起こしてしまい、腹痛を起こしてしまい状況次第では手術まで必要となってしまいます。
また、グルコマンナンは消化できないどころか含まれている栄養も吸収が難しくそのままの状態で排出されます。
排出時に他のミネラルや栄養も一緒に排出をしてしまうため、栄養不足になる可能性を高めてしまう食べ物です。
消化の問題と栄養がしにくい問題により、ダイエットに最適なのかもしれないが健康面で注意が必要としている食べ物と言えます。
こんにゃくダイエットはやめたほうが良い?
注意しなければいけないこんにゃくダイエットは、しないほうが得策なのではと思ってしまうかもしれません。
確かに注意が必要としているこんにゃくダイエットですが、しかし、やめたほうが良いダイエット方法とは言えません。
なぜやめたほうが良いとならないのかですが、それは、健康面でもダイエットの面でも必要としていることさえできていれば問題ないからです。
健康のためにも、そしてダイエットのためにも大事なのが、よく噛んで食べることです。
噛みが足りないことによって発生しやすい腸閉塞の問題ですが、よく噛んで食べるようにするだけでも危険性を下げることができます。
満腹感を得るためにもよく噛むことが大事ですので、痩せるためにもトラブル発生させないためにもよく食べるようにしましょう。
そして、どんなダイエットもそうですが一つの物に頼りすぎないことが痩せるためにも重要です。
こんにゃくはカロリーが低くて満腹感をえられやすい食べ物ですが、含まれている栄養は少なく、そればかり食べていると栄養不足になります。
栄養を十分に補うためにも他の食材も一緒に食べることが必要ですし、こんにゃくに置き換えをしない食事をすることも栄養不足にならずに痩せるためにもおすすめです。
他の食材も一緒に食べるようにすると、こんにゃくの摂取量を減らすことができるため、悪影響が出てしまうほど食べすぎてしまう可能性を減らせます。
正しいダイエット方法を行うだけでも危険性を回避できるため、こんにゃくダイエットはやらないほうが良いダイエット方法とはなりません。
こんにゃくダイエットの正しい方法
こんにゃくダイエットは、危険性を下げるためにも正しい方法で行うことが安全に痩せるためにも大事なポイントです。
正しい方法としておすすめしたいのが、1日1食、多くても2食だけ置き換えをするようにしましょう。
3食置き換えをするとその分痩せられる可能性が高まるのですが、しかしこんにゃくの食べ過ぎにより健康トラブルの危険性が高まります。
健康トラブル回避をするためにも、置き換えする食事を減らすようにし、多くても2食が限界と考えておきましょう。
また栄養をどのように摂取するのかも大事です。
栄養が少ないこんにゃくだけでは栄養不足解消することが難しく、痩せてもリバウンドする可能性が高めです。
リバウンドを回避しつつ健康的に痩せるためにも、野菜やきのこなど栄養価が高い食べ物と一緒に食べましょう。
更にどのようにこんにゃくを調理するのかも大事です。
こんにゃくは味が薄くそのまま食べるのは辛いため、調理をして食べるのがベストです。
調理方法が少なけば少ないほど飽きてしまう可能性が高く、続けていくことが苦痛に感じてしまいます。
いろんな調理方法を知り、様々試しつつこんにゃく料理を楽しみながらダイエットを無理なく続けられるようになるためおすすめです。
まとめ
こんにゃくは、食べる量とどのくらい噛んで食べるのかで危険性が出てしまいます。
健康トラブルを発生させないためにも、食べ過ぎには注意しつつよく噛んで食べるようにしましょう。
そして正しい方法を知り、こんにゃく料理を楽しみながらダイエットしていきましょう。