知名度が高くダイエット効果が優れているとして有名なのが、「プチ断食ダイエット」です。
様々なダイエット方法を行い失敗してきた人がプチ断食により痩せられたという口コミが多い方法で、痩せる可能性は絶大としておすすめされています。
ただ、良い方法と言われていても、実際本当に痩せる可能性が高い方法なのかどうかが気になるところです。
そこで、プチ断食ダイエットは痩せられる方法なのかどうかについて詳しくご紹介します。
プチ断食ダイエットは痩せる可能性は高い?
プチ断食ダイエットで行われる断食は、元々ダイエットのために行われていたのではなく、宗教の行為の一つとして行われていました。
現代では絶食療法として断食が行われるようになり、健康面で優れた方法です。
1日3食しっかりと食べていると、胃腸が毎日休むことなく働き続けるようになります。
胃も腸も働き続けると本来の働きができなくなってしまうほど弱ってしまうため、うまく消化吸収ができなくなったり排泄に問題が発生してしまいます。
働き続けている胃腸を休めようとするのが断食で、休ますことで胃腸の働きが良くなり消化吸収と排泄の改善が可能となります。
健康面で良い断食ですが、ダイエット効果にも期待ができます。
カロリーを摂取しないようにすると、体に蓄えられているエネルギーを使う必要が出てきます。
脂肪を分解してエネルギーとして使うようになるため、ダイエット効果が得られるようになります。
更に腸の機能回復をすることで便秘解消に期待でき、体重減だけでなく老廃物排出しやすくなるため美容効果にも期待できます。
断食をするのは良いけれども、しかし1週間や10日など長く続けようとすると辛く、定期的に行うことが相当難しいです。
そこでより簡単に続けやすくするためにも、1日や2日程度で終わらすプチ断食がおすすめされています。
本当に痩せられるの?
プチ断食ダイエットの効果がわかったところで、次に気になるのが本当に痩せられる方法なのかどうかです。
プチ断食は痩せられる可能性が高い方法になりますが、しかし全ての人が痩せられているのかというとそうではありません。
プチ断食をしてもなかなか痩せられない人もいますし、逆に太ってしまった人もいるため、方法に注意が必要です。
まず1日もしくは2日断食をすると、ほとんどの人が体重減します。
これは脂肪がしっかり燃焼されているというわけではなく、体内の水分量と食べ物の量が減るためです。
エネルギーを確保するために脂肪が分解されていますので体脂肪の減少もしますが、体重減の量=体脂肪減少の量ではありません。
そのためプチ断食から通常に戻した時に体重の増加が起こり、思っていたよりも痩せていなかったという現象が起こります。
それだけでなく、プチ断食は回復食をどのようにするのかが非常に重要とされています。
プチ断食後は消化に係る臓器が機能低下している状態になります。
その時にすぐ通常食に戻してしまうと、胃腸の負担が高まってしまい、体の不調が起こります。
更に厄介なのが、プチ断食後は軽い飢餓状態になるため、栄養吸収がしやすく消費しにくい体になっています。
その状態で通常食にしてしまうと、想像以上に栄養とカロリーの吸収をしてしまうためリバウンドが起こり、痩せるどころか太ります。
注意しなければいけないポイントを理解せずに行うと痩せるどころか太るので、十分注意して行うようにしてください。
正しいプチ断食の方法とは?
プチ断食は正しい方法を行うことが非常に重要です。。
正しい方法としてまず、できるだけ休日を選ぶようにしてください。
プチ断食をすると栄養が不足する状態となるため、脳機能と運動機能の低下が起こります。
仕事に影響してくる可能性が十分考えられるため、ゆっくりできる休日がおすすめです。
プチ断食をする際、予備断食と回復期間を作るようにしましょう。
いきなり一切食べないようにすると、空腹感が強くなってしまい続けるのが困難となります。
空腹感を弱くするためにも、1日前から徐々に食事量を減らすようにして断食に備えることが良いです。
そして断食後は回復期間として消化に良いものを食べるようにしてください。
おかゆや胃に優しいヨーグルトなどを食べるようにして、徐々に通常食に戻していくことがおすすめです。