2022年夏の甲子園で優勝した仙台育英高校の空手部で飲酒したことが明らかになりました。
野球部の活躍だけでなく、空手部も全国大会に出場したことがある強豪だけに残念なニュースです。
6月に盛岡市で開催されていた東北大会に出場するため遠征していた際に、ホテルの部屋で部員9人が飲酒したということです。
一人の部員が保護者にお酒を買ってくるようお願いし、その保護者はなんと当時監督だった20代男性からお金を受取っていたというのです。
工藤開の顔画像やSNS
お酒を購入することがわかっているのにお金を渡した監督は停職処分となりました。
現在、仙台育英高校のホームページでは監督の名前が他の人になっていますが、空手部のインスタから当時の監督は「工藤開」だったことがわかりました。
この投稿をInstagramで見る
工藤開元監督のFacebookを見つけることができました。
このページ内にあった工藤開元監督の顔画像がこちらです。
強そうな男性で優しさも感じられるイケメンな監督だったんですね。
工藤開の学歴(出身高校・大学)
工藤開元監督の学歴については、Facebookの自己紹介からわかりました。
出身高校:東北工業大学高等学校
出身大学:近畿大学(最終学歴は近畿大学大学院)
公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団にスポーツチャレンジャーとして登録されていて、このような掲載がありました。
(引用元:https://www.ymfs.jp/challenger/kudok/)
きちんとした夢をもってまっすぐに空手と向き合ってきた人だとわかるだけに本当に残念です。
工藤開の経歴
工藤開元監督の経歴がこちらです。
○小学2年生で空手を始める
○東北工業大学高等学校時代にはインターハイ、全国高校選抜に出場
○近畿大学時代には全日本大学で優勝
選手としても素晴らしい成績を残していました。
2018年に仙台育英学園高等学校に教諭として採用され、すぐに指導者となったため東京オリンピックには選手として出場することはなかったようです。
工藤開は生徒思いで評判は良かった
工藤開元監督はFacebookの投稿を見ると、生徒から慕われていたことがよくわかります。
誕生日には毎年のように生徒からプレゼントが贈られていました。
バレンタインにも担任をしているクラスの生徒からプレゼントをもらっています。
そのたびに生徒に感謝し、改めて生徒のために頑張ろうと思える素晴らしい指導者であり教諭だったこおがわかります。
世間の反応
これほど生徒思いで生徒からも慕われていた監督がこのようなことを起こしてしまったことに対する世間の反応がこちらです。
・昔の話ですが叔父がとある県の空手協会の理事でした。まあ豪快な叔父で礼儀、気遣いなどに関しては厳しいひとでしたが、酒に関しては高校生のわたしに気軽に飲むか?なんて声をかける一面もありました。空手をやってると聞くとこの叔父のイメージが思い浮かびます。いい叔父でした。しかしながら自宅で息子に飲ませたのではなく遠征先で保護者、顧問が黙認して飲ませるたとは正直なにを考えていたのでしょう。結果的に9名全員退部し学校では空手を続けられなくなり大会にも出られなくなりました。彼ら本人の責任ももちろんありますが周りの大人の責任も重大だと思います。
・高校生が自分たちで買って飲んだのなら、駄目なことだけど正直言ってまだ分かる。
でも、これは…。保護者と顧問が酒を提供してたってこと?
処分されるのは生徒だけではなくない?謹慎処分は甘い処置じゃないかな。
この保護者は頼んだ生徒の親なの?どういう親子関係だったのだろう?
確かに、未成年でこっそり飲酒している人は多いと思う。
けれど、それは完全プライベートな時間で、の話。
少なくともまともな大人なら遠征先で子供に酒を飲ませないし、本人たちも真面目に部活やっているのなら飲酒しない。
昔ならあったかもしれなけど、今時、学校行事中に飲酒、喫煙する高校生なんて、そうそういないと思う。
・今回は空手道部だけれど何年か前には野球部も集団飲酒・喫煙で問題を起こしていたので仙台育英高校自体がこういった問題について考え方が甘いのでは思う。更にあきれるのは、お酒を生徒自身が用意したのではなく顧問の先生がお金を出して保護者が買ってきたとは!大人が何人も付いていながら何をやっているんだろうと思う。
・もちろん違法なことだが、未成年の大学生が飲酒をするというのはよくあることだし、黙認されていると思う。成人式の打ち上げだって約1/4はまだ未成年だろうが、飲酒しているやつはいると思う。
自分だって大学生だが、未成年の頃から飲酒くらいしてた。威張って言うようなことではないけど。
ただ、高校生の飲酒となると話が変わってくるだろう。しかも大人たちもそれに加担していた。というのはアカンやろ。
まぁ、隠れて飲んでいる高校生はいるだろうし、個人や複数人で飲んでいるなら褒められたことではないが、別にそういうことはあると思う。
ただ、部活動となってくると集団心理で正常な判断がきかなくなってくるのではないか?
そこで大人が止めないといけないだろう。しかし、あろうことか止めるどころか飲酒を勧める立場になっている。
これは学生たちよりも、大人の方がよっぽど罪深いだろう。
確かに飲酒を止めるべき大人が生徒に頼まれたからといってお酒を購入し与えたとなると、大人の責任は大きいですね。
工藤元監督についてもお酒代を渡していたというのはやはり問題行動でしょう。
まとめ
指導者と生徒の関係はとても良好だったように見えましたが、高校生である生徒のお酒代を支払ったことについては大きな問題がありますし、なぜ?という疑問があります。
工藤開さんも高校時代に飲酒をしていて、それが大した問題ではないと思っていたのでしょうか。
事実経緯はわかりませんが、空手部の生徒にとっても工藤氏にとっても本当に残念だったとしかいいようがありません。